道の駅ふるびら たらこミュージアム|たらこ愛が止まらない!? 海のまち古平で味わう名物とデザイン

道の駅

こんにちは、HOLDの藤本です。

今回は、名前を聞いただけで気になっていた

「道の駅ふるびら たらこミュージアム」に行ってきました。

はい、そうです。たらこです。

“ミュージアム”という響きにふさわしい立派な建物で、

入る前からすでにたらこオーラが漂ってました(笑)。

2025年4月にオープンしたばかりの、

今いちばん新しい道の駅のひとつです。

入り口の道の駅のロゴも可愛いですよ!


ピンクに包まれた“たらこワールド”

中に入るとまず目に飛び込んでくるのは、

壁も柱もサインも、すべてがピンク色の空間。

光が反射してほんのり淡く染まる館内は、

どこを見ても「たらこ」一色です。

入口の自動ドアには可愛らしいロゴが描かれ、

スタッフのエプロンもたらこピンク。

さらには駐車場の警備員の制服までピンクという徹底ぶり。

ここまでブランディングを貫く道の駅は珍しいです。

すごく広いわけではないですが、

新しい道の駅だけあって清潔感もあり、

外にはテラス席も用意されていて、天気の良い日は海風が気持ちいい場所です。

お土産とグルメも“たらこづくし”

売店では、見渡す限りたらこ・たらこ・たらこ!

定番のたらこパスタソースをはじめ、

ピンク色のチーズケーキや、たらこ味のおつまみ系スナック、

さらに「たらこデザイン」のグッズまでずらり。

ハンカチ、キーホルダー、ステッカーなど、

すべてのアイテムが“かわいい系ピンク”で統一されています。

もはやここは「たらこのテーマパーク」(笑)。

そして話題の「たらこソフトクリーム」も当然チャレンジ。


たらこ色だけど実際は爽やかなピーチシャーベットな感じのソフトでした。

ソフトクリームの色が店内ポスターよりだいぶドピンクで、

通常はポスターの方が派手で実物は地味で残念なパターンが多いのですが、

いい意味でポスターと違いました。(笑)

味は爽やかなピーチ味のシャーベットのようなソフトです。

“見た目たらこ・味さっぱり”のギャップが楽しい〜!

デザインの視点で見ると

まず、一番新しい道の駅だけあって、全体のデザインがとても今風です。

全体を通して感じたのは、「テーマの統一と見せ方の上手さ」。

ロゴは波とたらこ?を抽象化したアイコンで、

硬くなりがちな海産物モチーフを柔らかく見せています。

おそらく、地域の特産を“かわいい”に変換することで

観光客、とくに女性層を意識していると感じました。

ロゴはもちろん館内の色使いなど、小さなとこまで遊び心がある。

ブランディングの完成度という意味では、

北海道の道の駅の中でもトップクラスです。

ポスターに関してはほとんどなく(景観を優先しているのかもしれません)、入り口のドアに一枚だけありました。

猿田彦火渡というお祭りのポスターのようですが、このポスターが文句なしに最高にかっこいい!写真の勝利です。

まとめ

「道の駅ふるびら たらこミュージアム」は、

食・観光・デザインのすべてが楽しいスポットでした。

“たらこ”という素材をテーマに、

地域の魅力をここまで明るく発信しているのは見事。

第二駐車場(階段を上がった場所)には

ドッグランや公園もあり、家族連れにもおすすめです。

積丹方面へドライブする際はぜひ立ち寄ってくださいね。

👉 デザインをもっと深掘りした記事は、本家ブログ(NEONE)で紹介しています。

🎨 デザインの詳しい解説はこちら(NEONEのブログへ)

📍「道の駅ふるびらたらこミュージアム」へ行こう!

  • 住所:北海道古平郡古平町浜町40−4
  • 電話:0135-48-8131
  • 営業時間:4月〜10月 9:00〜18:00 / 11月〜3月 9:00〜17:00
  • 休館日:年末年始(12月31日〜1月3日)
  • 駐車場:普通車17台(混雑時は第二駐車場の案内があります)

公式サイトはこちら(道の駅ふるびら たらこミュージアム)

藤本洋史(Design Production NEONE)
北海道在住のグラフィックデザイナー。
キャンプや道の駅をめぐりながら、
北の大地の“デザイン”を記録しています。
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